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嬉野の名物といえば、温泉とお茶。段々と広がる茶畑は嬉野を代表する風景です。嬉野茶の本格的な栽培は、慶安年間(1648~51)、地元の民謡にもなっている茶祖吉村新兵衛によってはじまったとされています。脊振から茶種を取り寄せ、お茶の栽培には適地だった嬉野温泉の山間部にある不動山に蒔いたことから今のようにさかんになったといいます。国の天然記念物に指定されている「大茶樹」もこの時代のものと言われています。香ばしく喉ごしさっぱりの「釜炒り製玉緑茶」、ふくいくとした香りでまろやかな「蒸製玉緑茶」のふたつを嬉野茶と呼んでいます。
嬉野には、特産の嬉野茶を使ったユニークなものがあります。ひとつは「茶しゃぶ」。これは、厳選した豚肉を嬉野茶で作った茶汁でしゃぶしゃぶにするというもの。お茶にはビタミンCが多く含まれ、消臭作用や脂肪を落とす効果もあり、さっぱりといただくことができます。もうひとつは「茶風呂」。露天風呂に、嬉野茶を浸してあり、お茶が持つビタミンCや殺菌作用を持つカテキンの効果でお肌にいいと女性客を中心に人気を集めているとのことです。
佐賀県は、お茶と関係が深く、日本茶の栽培発祥の地は佐賀県内にあります。建久2年(1191)、栄西禅師が宋から茶の種子を持ち帰り、脊振山麓(現在の佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)に蒔いたのが、日本茶のはじまりと言われています。

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